顎関節症相談室ロゴ:リビングデンタルケア

〒154-0002 東京都世田谷区下馬6-14-17-1F

tel:0363032713

リビングデンタルドック

総合診断とは

私たち人間の歯は、様々な器官と関係があります。
歯は噛み合わせに深く関係しており、その周囲を支える歯肉や歯槽骨、また動きの中心となっている顎関節があります。
さらにそれを動かしている筋肉等もとても重要です。
お口の中や関係している器官をまとめて「咀嚼器官」として診断する必要があるのです。

また、歯科の治療の性質上どうしてもやり直しができないということが挙げられます。
歯を治療するために削ってしまうと、どうしても元に戻すことはできません。
そのため、治療の前の「診査」「診断」が非常に重要になります。
LdDock(リビングデンタルドック)では歯や歯肉の健康だけを考えるのではなく、「咀嚼器官」としてどこに原因があるのか、様々な面から診査及び診断を行います。

医療面接

医療面接では、患者様の主訴や病歴だけではなく、全身的な既住症を把握します。顎関節症をはじめかみ合わせに不具合を感じる方は独特の感覚や思いがあるため、治療暦やエピソードをより多く得る必要があります。

患者様がリラックスできる雰囲気

当院では完全予約制の強みを活かし、医師、患者様の双方がお茶を飲みながら、ゆったりとした雰囲気の中で患者様の状態をお聞きしております。

総合歯科としてのアプローチ

当院では、総合歯科のアプローチで治療している歯科医が世界共通で使用している問診票を使用し記録します。患者様ご自身が感じていることや今までの治療の経過や疑問など、何でもお伝えください。

顔貌、口腔内の写真撮影

治療前、治療中、治療終了後の経過観察期間の顔貌(顔立ち)や口腔内の写真撮影を行います。

顔貌は正面と側面、口元の正面、側面の、それぞれ口を閉じたときと開いたときを撮影します。

口腔内は口を閉じたときの正面と左右側面、口を開けたときの上顎と下顎を撮影します。側面の撮影は噛み合わせに重要な臼歯の咬合関係が分かるように撮影します。必要に応じてその他の撮影も行います。

歯列模型製作と咬合器への付着

石膏模型を用いて、歯や歯列、口を自然に閉じたときの咬合の検査をします。

このときに重要なのは、「咬合器」という模型を装着して顎の運動や咬合の位置を再現できる装置に付着して検査することです。

咬合の状態を客観的に把握するために必要不可欠な検査

「フェイスボウ」という装置を用いて、頭蓋や上顎の正しい位置を記録し、上下の噛み合わせの記録をもとに検査をします。この装置自体は古くからあるのですが、全ての歯科医が行っているわけではないので、あまりなじみが無いかもしれません。しかし、咬合の状態を客観的に検査し把握するために必要不可欠です。

顎機能検査

咬合や顎機能の問題を把握するために必要なのがこの「顎機能検査」です。

実際の顎の動きの動線を分析します

顎の開閉口運動、右側方運動、左側方運動、前方後退運動の4つを測定し、その動線を分析することで顎機能が標準的かどうかを見ます。顎関節に異常がある場合は、左右ばらばらに動いたり、ほとんど動かないことがわかります。

CTスキャン

顎の骨や神経の位置などを3次元的に撮影することができます。視覚的には見ることができない骨の様子を知ることで患者様の状態を見極めることができます。

セファロ撮影により噛み合わせのパターンを検査します

また、エックス線規格撮影法である「セファロ撮影」により、骨格と噛み合わせのパターンを知ることができます。

筋触診

噛み合わせに直接関係している咀嚼筋だけでなく、首や肩にかけての筋肉を触診することで、筋肉のハリや左右差などを確かめます。

患者様本人が自覚していない問題を見つけます

噛み合わせのバランスが悪い場合、これらの筋肉に痛みが出ることがあり、患者様本人が自覚していない問題を見つけることもできます。噛み合わせの治療が終わったときに、筋肉の痛みや左右差が改善されることもあり、一つの検査基準となります。

ブラキシズムの検査

睡眠中のブラキシズム(歯ぎしり)はほとんどの場合患者様ご自身に自覚がありません。歯ぎしりの特徴的な症状を発見する検査として「ブラックスチェッカー」を用いる方法があります。ブラックスチェッカーとは、色のついた薄いマウスピースのようなもので、睡眠中に上顎に使用します。厚さも0.1ミリと違和感無く装着することができます。人体に無害な染料を使用し、そのはがれ方から歯ぎしりの有無やパターンを調べることができます。

医療従事者様へ

当院では、医療従事者様向けに検査のみ承ることもできます。詳細に関しましては、メールまたはお電話(03-6303-2713)にてお問合せくださいませ。

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