顎関節症とは、顎の関節の周りで何らかの要因で痛みや機能低下が起きることを言います。痛みの原因と最良の治療法は未知な部分を多く含んでいるため、診査診断がとても重要になります。
リビングデンタルケア、この歯科医院は少し特徴的なので先にお伝えしておきたいと思います。
この診療室には歯科治療などを行う椅子、ユニットが1つだけあります。
CTやセファロ、CADIAXなど一流の付帯設備があるのにです。なぜならば私自身お客様のお時間やお志、ご希望や個性に合わせることを大切にしてきました。さらに理想に近づくためには、時間、場所、設備をお互いで占有できる空間が必要と考えました。
そこで1医院ごと完全に予約いただき、あなた(お客様)が、私(歯科医師)と、スタッフ(歯科衛生士)をその時間独占いただきます。
私は4歳までアメリカのミシガン州グランドラピッズで過ごしました。父の順天堂大学医学部助教授就任に伴い帰国しました。本郷の東大構内の官舎から中目黒に引っ越し、祐天寺幼稚園、中目黒小学校に通いました。現在の実家も世田谷の等々力です。それ故歯科医師としての集大成を私の身体が馴染むこの駒沢通り沿いに致しました。
歯科医師になって四半世紀、とても大きく大切な経験と勉強を多くの患者様方との関わりの中でさせていただきました。生涯歯科医師としてこの地で更に発展していく所存です。
皆様の健康に携われる身としましては自身の健康管理が重要ですものね。
どうぞお気軽にお尋ねくださいませ。
所属 | 日本大学松戸歯学部卒業 | 2003年 | アンチエイジング ペリオ インプラント センター設立 |
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1995年 | 東京都豊島区東池袋に山内歯科室開院 ITIインプラント公認 |
2005年 | エンジェルクラウン(コマーシャルクリニック·インストラクター) |
1997年 | アストラインプラント公認 UCLA EXTENSION |
2009年~ | NYU(ニューヨーク大学)インプラント科留学 |
1998年 | IDA PRIZE | 2010年 | ICOI(インプラント国際学会)asia-pacific aria Aria Director |
1999年 | 日本顎咬合学会 認定医 エムドゲイン®公認 等 |
2014年 | 学芸大学にてリビングデンタルケアを開業 |
所属 | Postgraduate | 過去のプロデュース |
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東京都歯科医師会 | UCLA extention | 東池袋山内歯科室 |
日本インプラント学会 | NYU cdc corse | アンチエイジングぺリオインプラントセンター |
顎咬合学会 | IDA | ICOI アジア環太平洋エリアマネージャー2011…等 |
再生医療学会 | 目白歯周病研究会 | |
IKB | くれなゐ塾…等 | |
GPbrothers | ||
フローラルインプラントチーム…等 |
顎関節症の原因とされている因子はいくつか存在し、それらが積み重なって限界を超えてしまったときに症状が現れると言われています。以下でそれらの原因を分類し、それぞれ説明を行っていきます。
顎に悪い癖・姿勢
顎関節症の原因として、「あごに悪い癖」というものがあります。
長時間の頬杖、うつ伏せ寝、あごで電話を挟む、猫背などが挙げられます。たとえ一時的に治療が成功しても、原因となっている癖や姿勢を治さなければ再発の可能性がありますので、注意が必要です。
ブラキシズム
「歯ぎしり」「くいしばり」「歯をカチカチならす」などのことをブラキシズムと呼びます。
筋肉を緊張させてあごに過度の負担を掛けてしまうことで、顎関節症の原因となります。
歯ぎしりなどは就寝中にも起こるため、無自覚にあごに負担を掛けている場合もあります。
顎関節症の症状は下記のようなものが挙げられます。これらの症状がひとつ、またはいくつか重なって現れます。
口が大きく開けられない
正常なひとは縦に指3本分入ると言われていますが、指が2本分またはそれ以下しか入らなくなるほど、口が開かなくなります。無理をして開けようとすると悪化につながる場合もありますので注意が必要です。開口障害と呼ばれています。
噛み合わせに違和感がある
あごの関節や筋肉に異常があると、あごの動きにも変化が生じるため噛み合わせも変わる可能性があります。
急に噛み合わせが変わったような違和感があったときは、顎関節症の疑いがあります。
噛み合わせの不調による影響
噛み合わせが悪いと、口やあごだけではなく、全身に影響が出る場合があります。噛み合わせに原因があると気が付かず、整形外科や整骨院にかかって肩こりや頭痛などが改善しない方は少なくありません。
いくつかの分類のもと、噛み合わせによる影響で起こる症状を挙げていきます。
口腔関係への影響
虫歯・歯周病・歯ぎしり・口臭・顎関節症・口呼吸・睡眠時無呼吸症候群
筋肉・骨への影響
頭痛・肩こり・腰痛・口や顔のゆがみ・姿勢の悪さ
自律神経への影響
手足のしびれやむくみ・胃腸が弱い・下痢や便秘・高血圧・不整脈・自律神経失調症
婦人科への影響
生理不順・更年期障害
心への影響
ストレス過多
噛み合わせが悪くなる原因
噛み方
食事をする際、気が付くと右側で噛んでいる、などの癖がある方は多いです。
左右の噛むバランスが取れていないと、噛み合わせは崩れていきます。
食生活
硬い物ばかり食べていたり、逆に柔らかいものばかり食べていたり、どんなものを食べているか、噛んでいるかで噛み合わせも変わっていきます。
姿勢
鞄をいつも利き手で持ったり、頬杖をついたり、気が付かないうちに姿勢に偏りが出ていることがあります。このような習慣から、噛み合わせのズレが生まれてしまいます。
親知らず
痛くないから、などの理由で親知らずを抜かずに放置しておくと、親知らずが原因で少しずつ歯並びにズレが生じ、噛み合わせが悪くなってしまうケースがあります。
歯科治療
歯科医院でかぶせものを入れたり、歯を削りすぎてしまったために、噛み合わせに不具合が生じてしまうことがあります。
噛み合わせのチェック方法
以下の項目に当てはまると、噛み合わせのズレが出る可能性があります。
自分でできる噛み合わせの改善法
スプリント療法
スプリントと呼ばれる、歯列を覆う器具を装着することによって、顎関節や筋肉への負担を軽減します。
外科療法
その他の治療で症状が改善しない際は、外科療法が行われることがあります。注射針を使用して関節内を洗浄する「関節腔洗浄療法」や、関節鏡という器具を用いて診断・手術を行う「関節鏡手術」などがあります。
セルフケアも重要
顎関節症は生活習慣の影響が大きいため、患者様自身で行う自宅療法が重要です。
歯ぎしりや、癖などを自覚する他にも、あごの運動を心がける、マッサージを行うなどの取り組みは、症状改善と共に再発防止のためにも有効です。